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【 尿素で簡単対処! 】ゼニゴケの枯らし方
放置しておくと気がつかないうちに広がってしまうゼニゴケ。
しぶとくてなかなか枯れず、一般的な除草剤でもゼニゴケだけ残ることがあります。
この記事では、ホームセンターで手に入る尿素を使った家庭でできるシンプルな枯らし方を解説します。
また、散布から3日後にどう変化するかを実際に検証してみました。

(1) 材料と準備

ゼニゴケの駆除には「尿素」を使用します。
尿素を使った方法は、材料が手に入りやすく手軽に試すことができるのでオススメです。
用意するものは次のとおり。

・尿素(ホームセンター等で入手可)
・展着剤(あれば効果アップ)
・容器(バケツやペットボトルなど、容器の体積の1/3が尿素の目安
・噴霧器またはジョウロ(ペットボトルからそのまま散布でも可)



(2) 作り方と撒き方

1)容器に体積で1/3の尿素を入れる。
2)容器が満タンになるまで水を加える。
3)展着剤があれば規定量を入れて、よく混ぜる。
4)噴霧器(またはジョウロ)で、ゼニゴケの面だけにまんべんなく散布する。







(3) 散布3日後の変化と注意点

散布前は地表を覆うように密生していたゼニゴケも、散布から3日後には色が褪せ、茶色状になり明らかに枯れ始めます
範囲が広い場合は、様子を見ながらスポットで追い撒きすると効果的です。







(4) ゼニゴケの「無性芽(むせいが)」に注意!

ゼニゴケは胞子だけでなく、「無性芽(むせいが)」と呼ばれる器官でも繁殖します。
ゼニゴケを踏んでしまうと、靴の裏に付着しそのまま別の場所へ運ばれてしまうことがあります。
結果として、ゼニゴケの繁殖を広げてしまう原因になるのです。
ゼニゴケを増やしたくない方は、うっかり踏んで拡散してしまわないように注意しましょう。

(5) まとめ

ゼニゴケも苔の仲間であるため、枯らしてしまうのは少し気が引けるかもしれません。
しかし、ゼニゴケは繁殖力が強く生え広がると他の苔の成長を妨げてしまい、最終的にゼニゴケだけが残ってしまうケースもあります。
苔庭全体にとっては悪影響となるリスクがあるため、ゼニゴケの繁殖にお困りの方や気になる方は今回紹介した方法をぜひ参考にしてみてください。